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東大阪のねじ商社「コノエ」、ロボットキャラクターキットと絵本アプリをリリース

ロボットキャラクターキット完成イメージ

ロボットキャラクターキット完成イメージ

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 ねじ商社のコノエ(東大阪市新庄西)が4月28日、家庭で楽しめる親子向けワークショップキットの限定発売とスマートフォンアプリのリリースをした。

ロボットキャラクターキット

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 同社では「子どもたちにねじの大切さを伝え、ものづくりに興味を持ってもらいたい」と2016(平成28)年、ゲーム開発会社・エンジンズ(大阪市)の教育コンテンツ事業「キッズプロジェクト」と共に「にじいろのネジプロジェクト」を発足。翌年には、安田真奈さんが文章、はりたつおさんが絵を担当したオリジナル絵本「にじいろのネジ」を出版。絵本の読み聞かせや、ねじを使ってロボットキャラクターを作るワークショップを各地で開き、6000人以上の子どもたちにねじの大切さを伝える活動を行ってきた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策による外出自粛が続く中、当初の発売日を前倒しし、ロボットキャラクターキットのパイロット版を発売。ワークショップで作るものとは違う材質を使用し、ドライバーと六角レンチを同梱(どうこん)してすぐに作れるキットとした。カラーは7色展開。各色1体1,320円。ハンドメード・手作り・クラフト作品の通販サイト「Creema」で販売する。100体限定。

 同時にリリースしたスマートフォンアプリは、絵本「にじいろのネジ」に動きや効果音を加えてデジタル化。スマートフォンやタブレットを使って絵本の読み聞かせが楽しめる。画面の光っている部分をタップすると音が出たりキャラクターが動いたり、ストーリーの中にゲーム要素を盛り込むなど、読み聞かせだけでなくインタラクティブな遊びができるデジタル絵本になっている。ダウンロードは無料。順次、コンテンツを追加する予定。

 同社の仲本威史さんは「今は家で過ごさなければいけない時間が長くなってストレスがたまる時期だと思い、ものづくりを通じて大人と子どもがおうちで一緒に楽しめるアプリとキットを急いで作った。まだしばらくは大変だと思うが、おうちでものづくりを楽しんでほしい」と話す。

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