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東大阪の商業施設「ヴェル・ノール布施」内にコワーキング&シェアオフィス 

「Reqree Vellenord(リクリー・ヴェルノール)」エントランス

「Reqree Vellenord(リクリー・ヴェルノール)」エントランス

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 近鉄布施駅前の商業施設「ヴェル・ノール布施」(東大阪市長堂1)3階に8月18日、コワーキング&シェアオフィス「Reqree Vellenord(リクリー・ヴェルノール)」(TEL 06-6784-1210)がオープンした。

ラウンジ

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 コワーキングスペース、シェアオフィスの企画運営代行事業を展開するリクリー(大阪市北区)が運営する同施設。同社が運営する施設は、大阪府内で4拠点目。

 打ち合わせや面談などに利用できるラウンジにはテーブル席やソファ席があり、パーティションで囲われた「集中スペース」、オンラインミーティングや電話をする際に利用できる「フォンブース」、フリードリンクのカフェスペースなどを備える。会議室は、4人、8人、12人用の3室があり、会員以外でも時間単位で利用できる。

 コワーキングスペースの利用料金は、ドロップインプラン=3時間1,000円(学生800円)、6時間=1,800円(同1,400円)、ワンデイプラン=3,000円(同2,400円)、コワーキングプラン=1カ月1万円(同8,000円)。会議室は1時間1,200円~。無線LAN利用料、ドリンク代などが含まれる。

 シェアオフィスは、1人用~5人用の計28室があり、住所利用、法人登記、郵便受け取りが可能。ラウンジの利用も可能で、一度に付き3人まで招待できる。月額利用料は3万6,000円~13万円(共益費、電気代、無線LAN利用料、ドリンク代など含む)。バーチャルオフィスプランは月額2万円。

 同社の高室直樹社長は「働き方改革やコロナ禍でオフィスの形が変わり、一時的な打ち合わせ利用や家では仕事しにくい人など、ニーズは高まっている。ビジネスユーザーが中心にはなるが、学生にも使ってもらいたいと、ほかの施設ではしていない学割も導入した。企業のサテライトオフィスでも使える」と話す。「仕事、勉強、リフレッシュなど、生活をアップデートできる場所になれば。コミュニティーマネジャーがいるので、利用者同士を結び付けたり、何気ない会話をしたりするなど、人情味のある接客を心掛けたい」と意気込む。

 視察に訪れた野田義和東大阪市長は「働き方が変わる中、東大阪で最も利便性の高い布施にできた。布施の活性化は市の課題。布施は近鉄の2路線があり、奈良、三重とつながっている。比較的若い人が仕事や何かを作り出す拠点として選ぶのでは。近くの高井田の製造業の人も情報収集の場に使ってもらえたら」と期待を寄せる。

 利用時間は9時~21時(シェアオフィスは8時~23時)。

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