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「まちライブラリー@布施」で英語絵本イベント 「英語圏の文化に親しんで」

イベントを主催するNANNO & COMPANYの南野佳美さん

イベントを主催するNANNO & COMPANYの南野佳美さん

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 近鉄布施駅近くの「Craftbeer TAVERN(クラフトビア タヴァン)」(東大阪市長堂2)で7月と8月、「まちライブラリー@布施 夏休みイベント『英語の絵本を楽しもう!』」が開催される。

さまざまな英語絵本を用意する

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 英語専門の家庭教師派遣やオンライン英会話レッスン、英語関連イベントの企画・運営を手がける「NANNO & COMPANY」(大阪市東成区)が主催する同イベント。代表の南野佳美さんは、児童から大人までを対象に約18年英語を教えており、レッスンに使ったものなど約500冊の英語絵本の蔵書があるという。

 英語絵本の蔵書を有効活用したいと思っていた南野さんは、場所を作って本を持ち寄る「まちライブラリー」の仕組みを知ったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により踏み出せずにいた。行動制限が解除されたタイミングで「常設ではなく、まずはイベントから始めよう」と、ライブラリー開設の申請をし、7月28日に初のイベントを開催するに至った。

 イベント開催に当たり、2019年のラグビーワールドカップ開催時に布施の飲食店向け接客英会話教室を共に企画した「Craftbeer TAVERN」オーナーの元光一倫さんに相談。同店のイベントスペースを会場とすることが決まった。

 今回のイベントは3歳~小学6年までを対象とし、参加希望者の年齢や英語学習歴に合わせて1組ずつ、蔵書の中から絵本を選ぶ。いろいろなサイズの絵本や仕掛け絵本など各回50冊程度を持ち込み、保護者と児童が自由に読むことができるほか、リクエストに応じて読み聞かせも行う。

 南野さんは「英語が読めない幼児も、英語絵本を通じて、色使いやイラスト、食べ物、暮らし、動物の鳴き声など、英語圏の文化に親しみを感じ、英語への興味や関心をもってもらいたい」と参加を呼びかける。

 開催日は7月28日、8月3日・9日・17日・23日。開催時間は、13時15分~14時15分、14時30分~15時30分(一日2回)。参加費は、1組(子ども1人と保護者1人)=500円。兄弟姉妹の2人目以上は1人200円。参加は、メール、電話、SNSで受け付ける。

 南野さんは「イベント終了後は常設を目指し、中高生まで幅を広げ、学校の英語の授業とは違う英語に触れられる機会を作っていきたい」と意欲を見せる。

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