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東大阪の工具メーカーが「学生に教えたい『働きがいのある企業』大賞」受賞 

表彰式に出席したロブテックスの地引俊爲社長

表彰式に出席したロブテックスの地引俊爲社長

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 東大阪の工具メーカー「ロブテックス」(東大阪市四条町)が9月26日、一般社団法人大阪府経営合理化協会(大阪市)が主催する「第1回学生に教えたい『働きがいのある企業』大賞」で最高位の大賞を受賞した。

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 1959(昭和34)年に発足した同協会は、大阪府下の中堅・中小企業を中心とした異業種団体で、現在の会員企業数は約270社。経営者向けの経営研究会や社員向けの研修・セミナーの開催、採用支援などの活動をしている。過去10年にわたり、成長性や安定性のある優良中堅・中小企業を「経営合理化大賞」として顕彰してきたが、11年目を迎えるにあたり審査基準を見直し、学生に教えたい「『働きがいのある企業』大賞」と名称を変え再スタートした。

 同賞は「キラッと光る企業を学生に見つけてもらいたい」との思いから選出したもので、従業員に優しいだけでなく、経営理念が社員に浸透しているか、市場の変化に対応するチャレンジ精神があるか、経営者のリーダーシップ、人事の施策や制度、社員の動機付け、などの項目を基準に専門家を交えて半年間議論を重ねて決定した。

 同協会の高安正美専務理事は「どの企業も甲乙つけがたいが、学生に教えたいとある通り、専門職に偏るのではなくどの学生に薦めてもいい企業で、日本の中心となる企業を評価した」と話す。

 ロブテックスの地引俊爲社長は「創業130周年の節目の年にこれまでの活動を評価していただき大変光栄に思う。今回の受賞を契機に『弊社は本当に学生に教えたいと思っていただける企業か』という新たな課題に挑戦し、さらに働きがいのある企業を目指していきたい」と意気込む。

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