近畿大学(東大阪市小若江3)の学生が企画・制作した、東大阪市の魅力PRポスターとショート動画の掲出が8月3日、東大阪市役所(荒本北1)で始まった。
「東大阪魅力PR賞」を受賞した樋川映月さんの作品「忙しさを脱いで、何者でもない自分へ」
ポスターとショート動画は、近畿大学総合社会学部総合社会学科社会・マスメディア系専攻・村松秀教授ゼミが研究の一環として、東大阪観光協会・東大阪市と連携し、学生の目線で東大阪市の魅力を発信しようと作成した。2年生(現・3年生)13人が一人1点ずつポスターとショート動画案を作成した。
学生は東大阪市内のさまざまな場所を訪れてリサーチを行い、グループごとに撮影エリアを決めた。ポスターは学生自身の目線を大切にするため、「わたし、東大阪」という共通キャッチコピーを使い、制作者自身がポスターに写り込むことをルールとし、チーム内のメンバーで互いに撮影した写真を使った。1月には審査員に向けてプレゼンテーションを行い、3月には市役所に展示して一般来場者投票を行った。
東大阪観光協会会員と一般来場者投票で選出する「東大阪観光協会賞」には和平奈三さんの作品「この景色、しまっとこ。」、東大阪観光協会や市職員、アートディレクターなどによる審査で決まった「東大阪魅力PR賞」には樋川映月さんの作品「忙しさを脱いで、何者でもない自分へ」、「東大阪の魅力PRショート動画賞」には渡邉麻由さんの作品「わたしが、主人公」が選ばれた。
7月31日は受賞した3人が東大阪市役所を訪れ、ポスターや動画の掲出作業を行った。ショート動画を撮影した渡邉さんは「私自身はすぐ隣が東大阪という環境で育ったが、(東大阪は)すごく温かい街だと感じ、夕陽を入れることで温かさを表現した。制服で撮ったのもあって青春を感じられると思うので、それぞれの青春を思い出して見てほしい」と話す。
「東大阪魅力PR賞」を受賞した樋川さんは「東大阪のもつ温かさを表現するため、銭湯で撮影した。空間を意識したポスターなので、電球の部分をわざと入れたところに注目してほしい」、「東大阪観光協会賞」を受賞した和平さんは「石切参道商店街を散策し、この令和の時代に昭和らしい、懐かしい雰囲気を残したまま今も存在している駄菓子屋さんに魅力を感じ、(撮影場所に)選んだ。スマホじゃなくて、あえてインスタントカメラで撮ることで特別感を出しているので、そこを見てほしい」と話す。
公開時間は、平日=1階ロビー西側で9時~17時30分(最終日は17時まで)、土曜・日曜=22階会議室で10時~22時。8月11日公開休止。8月20日まで。