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司馬遼太郎記念館、命日前に菜の花装飾 街中にも花の輪広がる

司馬遼太郎記念館、命日前に菜の花装飾 街中にも花の輪広がる

応援に駆けつけた布施高校の学生

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 司馬遼太郎さんの命日を前に1月30日、司馬遼太郎記念館(東大阪市下小阪3)が菜の花の装飾で彩られた。

司馬遼太郎記念館の回廊には切り花を装飾

 野に咲く花が好きだったこと、作品に小説「菜の花の沖」があることなどから、2月12日の命日を「菜の花忌」と命名。司馬遼太郎記念財団は亡くなった翌年の1997年から、大阪と東京で交互に講演会やシンポジウムを開催し、2001年の記念館開館以降は館内に菜の花を装飾。2004年には、記念館周辺の人々やボランティアらの協力で、近隣の学校や駅周辺にプランターなどに植えた菜の花を設置するようになり、記念館の提唱に応えて同年、自治会や病院、商店街などからなる「春一番に菜の花忌の会」が発足した。以降毎年、命日に満開になるよう地域が一つになり菜の花を育てている。

 参加団体は年々増え、今回は八戸ノ里や小阪の自治会、学校、府・市、郵便局など41団体が参加。10月に記念館から配布された種を植え、1カ月に1回、参加メンバーが集まり栽培状況を報告するなどしてきた。今年は暖冬の影響で開花が早く、小阪駅前の商店街・スカイドーム小阪では、例年より早くプランターを設置。1月30日には館内で、約240個のプランターと切り花約800本を設置し、31日には同館の周辺や近鉄小阪駅・八戸ノ里駅から同館までの道路などには1550個のプランターが並べられ、地域全体が黄色い花で彩られた。花は3月下旬ごろまで楽しめるという。

 館長の上村洋行さんは「30~40年までは結束して地域を大切にしてきたが今はそれが薄れてきている。関心を持つことが街をよくし、防犯にもつながる。菜の花を一つのきっかけに街を思い、歴史を考えてもらいたいというのが記念館の願い」と話す。

 没後20年に当たり同館では現在、記念企画展を開催中。2月12日には上村館長が司馬遼太郎さんについて語る「館長トーク」を開き、来館者に菜の花を進呈するイベントを開く。

 開館時間は10時~17時。月曜休館(祝日・振替休日の場合は翌日休館)。入館料は、一般=500円、中高生=300円、小学生=200円。

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