近畿大学で「数学コンテスト」 過去には数学オリンピック金メダリスト参加も

今年で18回目の開催を迎える「数学コンテスト」

今年で18回目の開催を迎える「数学コンテスト」

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 近畿大学(東大阪市小若江3)理工学部理学科数学コースは11月3日、「第18回数学コンテスト」を開催する。

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 1998年から開催する同コンテスト。当初は同大学と大学院の学生だけが参加できるものだったが、「数学の面白さを広く伝えたい」と、3回目から一般参加ができるようになった。コンテストは5時間かけて問題に取り組むもので、「考える楽しみと解けた瞬間の喜びを体験してもらう」ことを目的に始まった。

 A問題とB問題があり、「A問題は高校卒業までに学ぶ知識で解答できる問題、B問題はそれより少し難しい数学が必要となるかもしれない問題」といい、複数の問題から3問を選択し解答する形式の予定。過去の問題はホームページに掲載されている。

 前回は約100人が参加しており、高校生の参加が45%、大学生は25%。教員や研究者は10%、一般も10%となっており、中学生からプロまで幅広く参加している。グループでの参加も可能で、参考書などの使用も自由。過去には、高校生以下を対象にした国際数学オリンピックの金メダリストも参加している。

 同コース講師の鈴木貴雄さんは「出題者も『うなる』解答をひねり出したら大絶賛! 日々の騒がしさを忘れ、5時間じっくりいとしき数学と向き合ってみませんか」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時30分。参加無料。事前申し込みが必要で、申し込み方法はホームページで確認できる。

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