近鉄布施駅南改札口前に8月4日、東大阪ブランド認定製品の常設展示拠点「東大阪ブランドギャラリー ふせトライくんスクエア」が開設された。
「東大阪ブランド」は、東大阪市内に本社がある、または製品の主要部分を東大阪市内の自社工場で製造する企業の優れた製品を対象に市長が認定する地域ブランド。毎年2回募集し、昨年6月時点で98社166製品が東大阪ブランド製品に認定されている。
同駅は近鉄奈良線と大阪線が乗り入れ、1日約3万7000人が乗降している。同ギャラリーは、近畿日本鉄道の協力の下、以前は東大阪市物産観光展示協力会がものづくり製品をはじめ、菓子や健康食品など東大阪市の物産を幅広く展示するスペースだったが、東大阪のものづくりを発信するスペースとしてリニューアルした。
同ギャラリーでは、東大阪のものづくりや東大阪ブランド推進機構の活動を紹介するとともに、2カ月に1回、展示を入れ替え、幅広い分野のブランド認定製品を展示する。現在は、スーパーの買い物かごとして最も多く採用されている大和産業(東大阪市本庄西1)の「買い物かご SL-20」、アルミ形材の加工をメインに事業展開する日本アルマー(中石切町6)の缶飲料を早く冷やすラックやペット用のアルミ製すのこ、スティックシュガーなどの個包装砂糖商品を手がけるフォレストパックス(新庄西)のアイスドリンク用シュガー、駄菓子メーカー・ジャック製菓(永和3)のラーメン菓子「ヤッター!めん」などを展示している。
8月4日にはリニューアルオープン記念式典が行われ、野田義和東大阪市長や近鉄布施駅の鷲谷毅駅長、東大阪ブランド推進機構理事らが出席し、テープカットが行われた。
式典に出席した野田市長は「東大阪といえば、ものづくりのまち、町工場というキーワードは出てくるが、部品産業が多いこともあり、『消費者が直接手にするものがないのでは?』とよく言われる。東大阪ブランド認定製品の大半は、一般消費者が欲しい、良いという商品。布施駅は近鉄奈良線と大阪線の結節点で多くの人が行き交う場所なので、東大阪にこんな良い商品があると気づいていただき、これまで以上に国内外に東大阪ブランドが広まれば」と新拠点に期待を寄せる。