瓢箪山中央商店街振興組合(東大阪市昭和町)の理事たちが8月7日、東大阪市役所を訪問し、完成した「サンロード瓢箪山加盟店紹介本」を野田義和東大阪市長に手渡した。
近鉄奈良線瓢箪山駅北側のサンロード瓢箪山商店街は1947(昭和22)年、瓢箪山駅を中心に自然発生的に形成され、翌1948(昭和23)年、組織的に活動を始めた。旧国道170号にアーケードをかけた商店街で、現在は109店が同組合に加盟している。
同組合副理事長の和合健一さんは「冊子を作ったのは2回目で、1回目は10年以上前。ホームページやSNSで情報発信をしてきたがアナログに立ち戻り、アナログとデジタルの両輪でできるだけ多くの消費者の皆さんに情報を届けたいと作った」と話す。
冊子はA5サイズ48ページで1万5000部を発行。巻頭には特集ページを設ける。商店街の歴史を紹介する特集では、商店街の成り立ちから今も続くイベント「ちびっこまつり」の第1回開催、公式キャラクター「ひょうたクン」誕生など、現在までの出来事を年表で紹介し、1965(昭和40)年ごろの商店街やアーケード内を路線バスが走っていた当時の写真などと共に掲載する。「商店街から出発 おすすめ参拝スポット」では、祭りの日に瓢箪山地区からも太鼓台が宮入りする枚岡神社(出雲井町)と商店街近くの瓢箪山稲荷神社(瓢箪山町)を取り上げ、自治会長へのインタビュー記事や防犯委員など、地域で活動する人々を紹介するページも設けた。
加盟店紹介ページでは、グルメ、ショッピング、喫茶・スイーツ、ヘルス・ビューティー、サービスのカテゴリーに分け、写真とともに営業情報を掲載。毎年開催するイベントや大売り出し、イルミネーション点灯などの年間スケジュールも掲載した。
理事たちは市役所を訪問し、野田市長への近況報告と意見交換を行った。冊子を手に取った野田市長は「ネット社会ではあるが、紙ベースで全部見られるのはいい。商店街が衰退すると街全体の衰退が早いので、商店街を守っていかなければならない。東大阪は4年連続で転入人口が増えて良い流れなので、瓢箪山の商店街に頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。
和合さんは「ひょうたクンの小学校訪問や地域行事への参加、商店街で毎年開催しているイベントに加え、まち歩きツアーやプレミアム付き商品券の発行も予定している。地域活性化とともに伝統文化の継承にも力を入れていきたい」と意気込む。
冊子は、サンロード瓢箪山プラザ、枚岡神社、瓢箪山稲荷神社、加盟店などに設置する。