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東大阪・河内花園で10年ぶりの盆踊り 花園拠点3チームの選手も

初音家康博一行の音頭で盆踊りを楽しむ

初音家康博一行の音頭で盆踊りを楽しむ

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 近鉄奈良線河内花園駅南側にある「花園本町商店街」が8月6日、盆踊り大会「かわち花の盆」を開催した。

イベントに参加した3チームの選手

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 10年前までは商店街内にあるスーパー「じゃんぼ食鮮館花園店」のテナント主催で開催していた盆踊り大会。地域の人たちから「この地域の盆踊りなので続けたい」との強い要望があり、花園本町商店街が主体となり10年ぶりに開催することを決めた。同商店街の近隣では現在、マンションの建設が始まっている。白山登茂和会長は「マンションが完成したらイベントができなくなるかもしれないと思い、今年開催を決めた」と話す。同商店街主催の盆踊りは今回が初めて。

 同地域でも現在、新型コロナウイルス感染者数が増えていることから、イベントに露店業者は入れず、商店街各店が店先で商品を特別販売したり、縁日ブースを設けたりしたほか、キッチンカーでの販売も行った。盆踊り開催前には、花園を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの「花園近鉄ライナーズ」、サッカーJFLの「FC大阪」、関西独立リーグの「06BULLS(ゼロロクブルズ)」の選手が商店街を練り歩き、地域の人たちと交流を楽しんだ。

 イベント会場ではその後、3チームの選手をゲストに招いたトークショーとジャンケン大会を開催。各チームの選手が商店街やチーム、試合などについてトークを繰り広げた。花園近鉄ライナーズは、イベントに出演した野中翔平選手、木村朋也選手のほか、プライベートで遊びに来ていた選手らも急きょステージに上がり、イベントに花を添えた。

 ステージイベントの後は、初音家康博一行による音頭で地域の人たちが10年ぶりの盆踊りを楽しんだ。

 白山会長は「天候やコロナ感染者数の増加などが心配でギリギリまで開催するかどうか迷って悩んでいたが、協力してくれる店舗も増えてなんとか開催できた。普段とは人出がまったく違うので開催できてよかった。マンションが建ったら同じ場所でできるかどうか分からないが、地域の方の応援がある限りやっていきたい」と話す。

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