大阪商業大学・蒼天ホール（東大阪市御厨栄町4）で8月27日、「第6回東大阪市長杯争奪 クイズ王ジュニア選手権」が開催される。現在、小学生出場チームを募集している。

　東大阪市青少年健全育成小鳩基金協議会が主催する同イベントは、チームで団結して戦うことや学校時代の思い出づくりの場として2011年に1回目を開催。東大阪市内の小学生を対象にしたチーム対抗形式のクイズ大会とし、昨年は49組144人の小学生が頂点を目指し戦いに挑んだ。

　出場者は東大阪市内在住または同市内の小学校に通う小学1年生～6年生が対象で、3人1組のチームで出場。違う学年や学校の子ども同士で出場することも可能で、学年によりハンディを設定。今年から1・2年生を対象にした「低学年ベストスコア賞」も設ける。「毎年リピーターが全体の3割と多く、クイズ対策を講じて参加する子どもが増えている」と、事務局長の大西由起子さん。

　出題科目は、国語・算数・理科・社会のほか、芸術や芸能、スポーツ、東大阪問題など12科目と幅広い。昨年の決勝では、4コマ漫画の4コマ目を描くものや、表示された世界遺産がある国の名前を答える問題、豆を箸で移す早さを競うものなど、バラエティーに富んだ問題が出された。当日は、チーム戦と個人戦の筆記問題で予選を行い、上位12チームが準決勝に進出。準決勝以降は、友人や保護者らが見守る中、ホールステージ上で熱戦を繰り広げる。

　「芸能や雑学など教科書に載っていない各種クイズを用意している。この機会にぜひ、東大阪の小学生の頂点、クイズ王を目指してもらいたい」と大西さん。

　応募締め切りは7月31日。申し込み・問い合わせは同協議会（TEL 06-6722-4000）まで。