花園中央公園多目的芝生広場（東大阪市松原南1）で1月13日、「東大阪市消防出初式」が開かれる。

　消防職員・団員の旺盛な士気や高度な技術などを披露し、市民生活の安全確保に当たる決意を示すとともに、市民の防火・防災意識の高揚を図ることを目的に毎年開く同イベント。消防車両や消防ヘリコプターが集まり、来場者は年々増加しているという。

　当日は、消防車両のパレードや桃の里幼稚園幼年消防クラブ演技、消防団規律訓練などのほか、10時59分ごろには消防ヘリコプターの着陸、11時20分ごろから一斉放水訓練が行われる予定。予防広報課担当者は「カラー放水はそれを目当てに来る人もいるほど人気。今年も化学車上の大型放水銃を使った迫力のある放水を見ていただける」と話す。

　昨年初開催した体験コーナーは好評だったため今年も継続。子どもレスキュー体験や煙避難体験、応急手当体験、子ども防火衣試着などを展開する。「展示は親子向けが中心だが、イベントは子どもから高齢の方まで楽しむことができ、子どもと一緒に大人の方も学べる内容になっている」と担当者。

　開催時間は10時～。小雨決行。