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鴻池新田会所で「ネパール大地震復興支援写真展」 ネパール伝統笛の演奏も

鴻池新田会所本屋で開催中の「ネパール大地震復興支援写真展」

鴻池新田会所本屋で開催中の「ネパール大地震復興支援写真展」

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 国指定史跡・重要文化財の鴻池新田会所(東大阪市鴻池元町、TEL 06-6745-6409)で現在、「ネパール大地震復興支援写真展」が開催されている。

震災前後のビムセンタワー

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 アネックス パル法円坂(大阪市中央区)で6月1日から開催されていた同展。8月末で終了するにあたり、「震災からもうすぐ5カ月。惨状を忘れている人が多く、思い出してもらうために継続した方がいい」と、鴻池新田会所で継続して展示することを決めた。

 現地時間2015年4月25日11時56分、ネパールの首都カトマンズの西方77キロ付近の深さ15キロを震源とするマグニチュード7.8の大地震が発生。ネパール内務省の5月17日の発表によると、5月12日に発生した地震と合わせ死者は8583人に上り、地震の被害としては過去最悪の犠牲者が出た。

 同展では、先遣隊として4月30日に現地入りしたディワカル・タパさんが撮影した被災地の写真を展示。写真は5月1日・2日と約3カ月後に撮影されたもので、約30点を展示する。同施設の別所さんは「カトマンズ盆地の辺りは王宮や寺院があり、この建物も文化財なので共通するところがある」と心を寄せ、「大通りなどは片付けられているが、裏通りに入るとまだ震災当時のまま。日本が震災にあったときにたくさん支援をしてもらったので思い出してもらいたい」と支援を呼び掛ける。

 今月26日13時30分からは、同施設本屋で「ネパール震災復興支援トーク&ライブ」を開催。第1部ではネパール商工会議所のディネス・シュレスタさんと国立民族学博物館の森田剛光さんを招いた講演会、第2部ではネパールの古都・パタン出身のバンスリ(横笛)奏者・ラム・マハラジャンさんのライブを開く。

 入館料は、大人=300円、小・中学生=200円。開館時間は10時~16時。月曜・祝日の翌日休館。10月4日まで。

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