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東大阪・小阪の宇和島家庭料理「あんどう亭」、「えひめ食の大使館」認定

宇和島家庭料理「あんどう亭」店主の安藤郁美さん(写真中央)と克宏さん(右)

宇和島家庭料理「あんどう亭」店主の安藤郁美さん(写真中央)と克宏さん(右)

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 近鉄奈良線・河内小阪駅近くにある「宇和島家庭料理『あんどう亭』」(東大阪市小阪本町1、TEL 06-6730-8732)が2月5日、えひめ愛フード推進機構による本年度の「えひめ食の大使館」に認定された。

宇和島鯛めし

 愛媛県産の食材や加工食品のブランド基準を定め、新たな商品開発や販路開拓の支援、食文化の伝承・発展を目的に、行政と生産者、商工団体らで構成する同機構。愛媛県産食材の知名度向上や消費拡大を図るため、2009年から県産食材を積極的に活用している飲食店や物販店を「えひめ食の大使館」に認定しており、同店が飲食店で50店目の認定となった。

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 「あんどう亭」店主の安藤郁美さんと夫の克宏さん夫婦は共に宇和島市出身で、高校の同級生。郁美さんは19歳、克宏さんは23歳のときに就職のため大阪に移り住み、それぞれ別の仕事をしていたが郁美さんの退職を機に2016年12月、同店をオープンした。席数はカウンター席4席、テーブル席16席。

 メニューは、宇和島から取り寄せるじゃこ天(300円)、あげ巻き(500円)、真珠貝貝柱の塩焼き(650円)・天ぷら(700円)、タイカマ塩焼き(500円)など、宇和島産食材を使ったメニューが並ぶ。じゃこ天は毎週金曜のみ、すり身を取り寄せ店内で手押しして作っており、「じゃこてんを目当てに金曜に来る人もいる」と克宏さん。

 卵の黄身とだし醤油をタイの刺身にまとわせ、温かいご飯に薬味とともにのせる「宇和島鯛めし」(700円)や、すし飯の代わりにおからを使い、酢でしめたキビナゴなどの魚を巻く「丸ずし」(500円)、サメを湯通しし水にさらしたものに酢みそをつけて食べる「フカの湯ざらし」(600円)、麦みそのみそ汁(200円)など、メニューには宇和島の郷土料理も多く、愛媛の日本酒もそろえる。客単価は3,000円~4,000円。克宏さんは「大阪で宇和島の食材がこれだけ受け入れられると思わず驚いている」と話す。

 この日は同店で認定証授与式が行われた。認定証を受け取った郁美さんは「大阪にいるからこそ宇和島の食材のおいしさがわかった。これからも宇和島の食を発信していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時30分~22時。火曜定休。