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東大阪・布施の商店街で「土曜夜市」 夏休み最後の開催、多くの人でにぎわう

8月24日開催時の「土曜夜市」の様子

8月24日開催時の「土曜夜市」の様子

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 「第41回 布施 土曜夜市」が8月24日、近鉄布施駅南北の商店街で開催された。

子どもが遊びやすい価格に設定する遊戯コーナー

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 「布施の商店街を知ってもらい、日頃から足を運んでもらうきっかけになれば。日頃からお世話になっているお客さんや子どもにも遊んでもらおう」と、駅周辺の商店街と小売店舗が企画し、1980(昭和55)年に始まった同イベント。毎年7月から9月の隔週土曜に開催し、多くの親子連れでにぎわう。コロナ禍での中止を経て、昨年、4年ぶりに復活した。今年は4回の開催を予定している。

 同イベントは、露店業者を入れずに企画・運営しているのが特徴。布施商店街連絡会会長の加茂守一さんによると、子ども向けの遊戯屋台は子どもの小遣いでも楽しめるよう100円~300円程度に設定し、くじ引きは当たりが出やすいようにするなど工夫しているという。

 加茂さんは「昔は商店会組合員や商店街の店舗が遊戯屋台なども運営していたが、店主の高齢化や後継者不足で人が足りず、商店街でアルバイトスタッフを雇って運営している。代わりに自分の店の前で食べ物や飲み物を販売する店が増え、大人も楽しめるブースが増えた」と話す。今年は、工業と商業で一緒に東大阪を盛り上げようと、オープンファクトリーイベント「こーばへ行こう!」の参加企業も加わり、休憩所の運営と今秋開催する「こーばへ行こう!2024」のPRを行っている。

 子どもたちの夏休み期間中、最後の開催となった8月24日も開始早々から多くの親子が集まり、「街の駅 クレアホール・ふせ」(足代北2)前で行われていた縁日や、花園近鉄ライナーズによるラグビー体験、FC大阪によるキックターゲットなどには行列ができ、ピーク時にはアーケードの下を人が埋めつくしていた通りもあった。

 加茂さんは「4年ぶりに開催した昨年も多くの人に来てもらったが、今年の方がさらに多い気がする。次が今年の最後の開催で、毎年、最後の日には多くの人が来てくれるので楽しみにしている。今年最後の土曜夜市を皆さんで楽しんでほしい」と呼びかける。

 次回開催は9月7日18時~21時。

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