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東大阪で「サブローごま」デザインコンテスト作品展 応募作品338点展示

今年はカラフルな作品が多い

今年はカラフルな作品が多い

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)で1月28日、「第9回サブローごまデザインコンテスト作品展」が始まった。

幼児・小学生テーマ部門応募作品

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 折り刃式カッターを製造する「オルファ」創業兄弟の一人である岡田三朗さんが、「作ることの大切さを伝えたい」との宮本さんの思いに共感し、「(宮本さんがデザインしていた)グリコのおまけにコマが多かったのでコマを作ろう」と考案した「サブローごま」。ビー玉と厚紙を組み合わせたものでデザイン面が広く、絵を描いたり、折り紙やビーズなどで装飾したりするなど、自由にデザインできるのが特徴。近年のコンテストでは、立体の造形物を飾ったものや仕掛けのあるものなど凝った作品も多い。

 今回は「ゆめ」をテーマにしたテーマ部門と自由部門の2部で作品を募集。幼児から大人まで、国内外から338点の応募があり、テーマ部門では小説家やスポーツ選手など、なりたい職業を描いたものや、寝ている間に見た夢など、さまざまな「ゆめ」が集まった。海外からは「ボストン・チルドレン・ミュージアム」を訪れた児童の作品が多く、「同館は日本の正月をテーマにしたイベントを開いたり茶室を設けたりするなど、日本の文化も紹介している。日本語を書いたものや折り鶴を飾った作品などが多い」と事務局の磯田武士さん。今年はカナダ、アイルランド、オーストラリアなどからも応募があったという。

 同コンテストでは、賞品を持ち寄った審査員らがそれぞれの基準で入賞作品を選考。作品展来場者の投票によるビジター賞も設ける。

 磯田さんは「今年のテーマは『ゆめ』でカラフルな作品が集まっているので見に来てもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。月曜・金曜休館。入館料は、大人=500円、高校・大学生=300円、4歳~中学生=200円。2月5日まで。10日~19日は、ビジター賞を含む入賞作品を東大阪市立児童文化スポーツセンター「ドリーム21」(松原南2)で展示する。

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