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花園第1グラウンドでFC大阪-鈴鹿戦 観客1万2000人超、FC大阪3位浮上

決勝点を挙げた坂本修佑選手

決勝点を挙げた坂本修佑選手

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 東大阪市をホームタウンにするサッカーJFLのFC大阪が6月19日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)第1グラウンドで鈴鹿ポイントゲッターズ(以下、鈴鹿)と対戦した。

ラグビー場前のステージでトークショーを行った未知やすえさん、大西将太郎さん

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 鈴鹿ポイントゲッターズに「カズ」の愛称で親しまれる三浦知良選手が所属することや、サッカーの公式戦では1999(平成11)年のJ1リーグ・セレッソ大阪-名古屋グランパスエイト戦以来、23年ぶりに東大阪市花園ラグビー場の第1グラウンドが会場となったことなど、注目を浴びた一戦。入場者数は今季のJFL最多で、JFL歴代4位となる1万2152人だった。

 ラグビー場前の噴水広場には試合開始3時間前から多数のブースが出展し、ステージでは、元サッカー日本代表の北澤豪さん、元ラグビー日本代表の大西将太郎さん、東大阪市出身のタレント・未知やすえさん、FC大阪と同じ花園を拠点とする花園近鉄ライナーズ、06BULLS、地域のキャラクターらが登場し、試合前の時間を盛り上げた。

 スタジアム内では試合開始前、元サッカー日本代表の久保竜彦さん、本田泰人さんも参加したエキシビジョンマッチが行われ、元ラグビー日本代表の大畑大介さんや吉村洋文大阪府知事、野田義和東大阪市長らもセレモニーに参加。三浦選手は試合への出場はなかったが会場で姿を見せ、観客らの歓声に応えた。

 試合は前半、FC大阪がシュート3本、鈴鹿が1本を放つもゴールはなく、0-0で折り返す。後半44分、FC大阪の主将・坂本修佑選手がミドルシュートを右上に決め、1-0で勝利した。FC大阪はこの試合で順位を3位に上げた。

 試合終了後、FC大阪の塚原真也監督は「鈴鹿は中日(なかび)にゲームがあり、スタート予想がかなり難しいゲームだった。その中でFC大阪らしいスタイルを出すことに集中して取り組んだ。選手が全員走って気持ちを出して戦ったのが大きく、その中で、しばらく外れていた坂本がこういう大舞台で守備でも負けることなく、おまけにスーパーゴールを決めるというよい出来だったので、選手の力で勝ったゲーム」と総括。同試合について「初めてサッカーを見に来てくれた人もいると思うが、一つのプレーに拍手が沸くなど、とてもいい雰囲気だった。リーグ全体から見たら1つの通過点に過ぎないが、FC大阪というチームの歴史から見たらとても大きく、そのゲームに勝ったことが後の勢いになると思う」と振り返った。

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