東大阪・日下のアメリカンダイナー「RAYS LITTLE DINER（レイズ リトル ダイナー）」（東大阪市池之端町）で8月20日、イベント「THE NIGHT GARAGE MARKET（ザ・ナイトガレージマーケット）」が開かれた。

イベントを取りまとめた福山慎一さん（左）と三間社長

　東大阪・石切出身の三間嶺斗社長が経営する中古車販売店「レイズガレージ」敷地内に、2020年8月にオープンした同店。ハンバーガー、ホットサンド、アイスクリームなどSNS映えするメニューやアメリカンテイストの空間が人気で若い層の利用も多いという。

　三間社長は「地元を盛り上げたいとUターンして店を開いた人も多く、合同で地域の人に楽しんでもらうお祭りができれば」と、日頃から交流のある地元出身者や地元に店舗を構える6店の店主に声を掛け、今回のイベントを企画。20代後半～30代の若手店主らが飲食や縁日のブースを出店した。

　当日、レイズリトルダイナーはチーズバーガーを特別価格で販売。最長で1時間の待ち時間が出るほど人気だった。「珈琲（コーヒー）とコインランドリーのお店 ハレ。」（鷹殿町）は特製手作りシロップのかき氷、「食堂喫茶 PECO SLOPE（ペコスロープ）」（出雲井本町）はマフィンなど焼き菓子類、「EARLY’S CAFE」（西石切町）はバターチキンカレーを販売した。

　親子連れの姿が多く、会場に展示するトレーラーハウスや縁日のブースでは、小さな子どもが遊ぶ様子が見られた。「参加した店はどの店も子どもが一人で行くような店ではないので、神社の祭りのようにはせず、1枚500円の金券に後日各店で使えるクーポンを付けた。来てほしいと思っていた親子連れがたくさん来てくれた」と三間社長。クーポンは各店で11月30日まで使うことができ、内容は店によって違うが、ソフトドリンクサービスやマフィン進呈などの特典を用意する。

　三間社長は「途中から雨が降ったにもかかわらず300人以上のお客さんが来場し、1回目の開催としては悪くなかったと思う。次はハロウィンの頃に開催できれば。回数を重ねて大きなイベントにしていきたい」と話す。