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花園近鉄ライナーズが東大阪市長表敬訪問 シーズン終了報告、来季は7月始動

(左から)水間HC、飯泉GM、野田市長、野中キャプテン、山本副市長

(左から)水間HC、飯泉GM、野田市長、野中キャプテン、山本副市長

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 ジャパンラグビーリーグワン「花園近鉄ライナーズ」(以下、ライナーズ)の飯泉景弘ゼネラルマネジャー(GM)、水間良武ヘッドコーチ(HC)、野中翔平キャプテンが5月23日、野田義和東大阪市長を表敬訪問した。

シーズン終了を報告

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 ディビジョン1で1年目の今季は1勝15敗、リーグ戦を最下位で終えたが、入替戦で2連勝し、ディビジョン1残留が決定した。

 飯泉GMは「当初はトップ4を目標に掲げていたが結果的には最下位。残念なシーズンだった。スタートする時点からチームの柱となる代表選手の長期的なけががあり、チーム作りができないことに輪をかけて、選手全体の半数近くのけが人が出てしまった。14連敗もするとチーム内部はガタガタになるが、水間HCと野中キャプテンが信じてブレずにまとまろうとしてくれたおかげで、なんとか最後の大事な入替戦の時にはチームが一つになった。残留できたことがまた来季につながる」と振り返る。

 野田市長は「ファンとしては期待していたので残念な思いだが、来シーズンに向けてどうしていくか、どう勝ちにいくか。われらが花園近鉄ライナーズなので頑張っていただきたい。ディビジョン1に残ったのはすごく大きい。2025年には万博もあるので、できれば2025年には優勝。ライナーズが元気がないと東大阪も元気が出ない。市としても多くの皆さまに足を運んでもらえるよう努力していきたい」と激励した。

 野中キャプテンは「18試合のうち15試合負けたが、それでも僕が入団した当初よりいいチームになって、勝ちに向かっていく過程としていい1年を過ごすことができた。甘いことを言っているのかもしれないが、今後につながると信じているし、それを結果で証明していきたい」と話す。ライナーズファン「パッセンジャー」については、「(応援してもらって)うれしい気持ちと申し訳ない気持ち。来季は、勝ちの味とか、勝って得られる感動を共有できるように、あえて苦しいプレシーズンを過ごさないといけないと思っている」と力を込める。

 来季の体制について、飯泉GMは「ヘッドコーチはまだ決まっていないが、何人か候補者がいる中で議論している最中。日本人と外国人、両方検討していて、6月中には決めたいと思っている。ゲニアはまだ契約が残っていて、クーパーはちょうど契約が切れ目の年だが、再契約のオファーを出して合意はしている」と明かす。「チーム活動は、若手を中心に7月頭からスタートし、全体練習は7月4週目から。そのあたりには新メンバーもそろうので、新たなスタートを切っていきたい」と話す。

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