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東大阪の「キッチンサワサワ」、東アフリカ料理の弁当販売 アフリカ・デーに合わせ

5月25日に販売する「Wali kwa kuku BOX」

5月25日に販売する「Wali kwa kuku BOX」

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 近鉄奈良線・河内花園駅近くの「kitchen SAWASAWA(キッチンサワサワ)」(東大阪市花園本町1、TEL 072-964-4457)が5月25日、東アフリカ料理を詰め合わせた弁当「Wali kwa kuku(ワリ クワ クク) BOX」を当日限定で販売する。

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 店主の峯開美さんは大学卒業後、ゴスペルクワイアのメンバーとしてアメリカやカナダに滞在後、タンザニアの村に1カ月滞在。以降、帰国後に募った寄付金やセメントを屋根のない小学校や施設に届けたり、自身の店でタンザニアのコーヒーや紅茶を提供したりするなど、支援と交流を続けている。

 昨年11月には、東大阪市の魅力と情報を国外に向けて発信する「ブランドアンバサダーオブ東大阪」に就任。東大阪とアフリカの架け橋になろうと、ティンガティンガと呼ばれるアフリカン現代アートの展覧会の企画や、アフリカの文化を関西で紹介するイベントの運営に携わるなど、「まずは東大阪の人にアフリカを知ってもらうことから始めよう」と、活動する。将来的には「大阪とアフリカのビジネスや観光、文化などをつなぐアライアンスセンターを作りたい」と意気込む。

 今回は、「アフリカのことを知ってもらうには食が一番分かりやすいのでは」と、アフリカ統一機構が誕生した日にちなみ定められた5月25日のアフリカ・デーに合わせ、東アフリカ料理をテークアウトボックスで販売しようと企画。スワヒリ語で「ご飯と鶏肉」を意味する料理「Wali kwa kuku」は、骨付き鶏と野菜をピーナツバターなどで煮込んだものとインディカ米を合わせたもの。峯さんがタンザニア滞在中に教えてもらった料理を日本人向けにアレンジし、オクラとトマトの煮込み、バナナ、ゴマを固めた菓子とともに詰め合わせる。価格は1,000円。

 「まずはアフリカの食文化を知ってもらいたいと企画した。新型コロナが落ち着いたら、この店がアフリカ人と日本人が交流する拠点となるようにしていけたら」と意気込む。

 販売時間は、11時30分~14時、16時~18時。売り切れ次第終了。予約は電話とSNSのDMで受け付ける。

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