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大阪府立中央図書館でウエアラブルコンピューター講座 HMD装着体験も

講師の神戸大学大学院工学研究科・塚本昌彦教授

講師の神戸大学大学院工学研究科・塚本昌彦教授

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 大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)2階大会議室で11月12日、第2回府民講座「ウエアラブルコンピューターを楽しもう」が開かれる。

会場に用意する「Recon JET」

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 府民の多様化・高度化する学習ニーズに応え、第一線で活躍する研究者らを招き、広く生涯学習の機会を提供する同館の府民講座。生涯学習拠点施設としての図書館をアピールし、利用者の増加を目指す。

 講師の塚本昌彦教授は、1989年に京都大学大学院工学研究科を卒業後、シャープに入社。研究開発に従事した後、1995年に大阪大学工学部情報システム工学科講師となる。2004年には神戸大学工学部電気電子工学科教授に就任。2007年から同大学院工学研究科教授となり現在に至る。2001年3月からHMD(ヘッドマウントディスプレー)やウエアラブルデバイスをほぼ一日中装着して生活していることから、「ウエアラブルの伝道師」の異名を持つ。

 同講座では、コンピューターの進化の歴史をたどるとともに、ウエアラブルデバイスを取り巻く現状や使い方、今後の可能性について学ぶ。当日は、ウエストユニティスの「InfoLinker」や、サングラス型ウエアラブルデバイス「Recon JET」、エプソン「MOVERIO」、ソニー「Smart Eyeglass」など、7種類のHMDを会場に用意し、装着体験できるようにするという。

 同館指定管理者・TRCの仲麻紀子さんは「最先端のコンピューターを体験いただければ」と参加を呼び掛ける。

 14時開演。受講料は500円。申し込み方法はホームページで確認できる。

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