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東大阪・布施に子育て支援センター「ゆめっこ」 日曜・祝日も開館、一時預かりも

オープン前日の記念式典の様子

オープン前日の記念式典の様子

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 近鉄・布施駅駅前のヴェル・ノール布施4階に5月22日、東大阪市立布施子育て支援センター「ゆめっこ」(東大阪市長堂1、TEL 06-6748-0210)がオープンした。

一時預かり用の「うさぎの部屋」

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 市内にはこれまで、保育所併設型3カ所、保育所なしの単体型2カ所の市立子育て支援センターがあり、「ゆめっこ」は6カ所目。年末年始以外、日曜・祝日も開館し、買い物や通院などの際に1時間単位で預けられる「リフレッシュ型一時預かり」が特徴。東大阪市立子育て支援センターで日曜・祝日の一時預かりが利用できるのは同施設が初めて。

 施設内には絵本やおもちゃを用意し、親子で一緒に遊ぶことができる約190平方メートルの自由来館スペース、未歩行児だけで遊ぶことができる「きりんの部屋」、一時預かり用の「うさぎの部屋」、親子向けの講座などを開く「ぱんだの部屋」や調理設備を備える会議室、子育てサークル活動部屋などを備える。来館時に相談できる来所相談、事前予約の面接相談、発達相談(第4金曜9時30分~12時)、電話相談(月曜~土曜の9時~17時)の窓口も設ける。

 オープン前日の21日にはセレモニーが開かれ、野田義和東大阪市長は「子育ては悩みが尽きないので、悩みを解決に導くお手伝いもさせていただきたい。リフレッシュしたいときにホッと一息つける、地域に根差したセンターになれれば」とあいさつし、集まった関係者に向け「一緒にこの事業を育ててもらいたい」と協力を求めた。市では7カ所の施設計画を立てており、残る1カ所についても早期の設立に向け動きたいとしている。

 セレモニーでは野田市長から、「ゆめっこ」の愛称を応募した市内在住の内田楓希君(小学2年)に感謝状を贈呈。内田君は「遊びに来る子どもたちがたくさん夢を持って遊べる場所になればと考えた」と話す。

 利用には利用者登録カードが必要で、市内5カ所の支援センターで発行したカードでも利用可能。一時預かりは6カ月~就学前の乳幼児が対象で、1時間の料金は、0~2歳=400円、3歳=250円、4歳~=200円。利用日の7日前から前日午前中までに予約が必要。1日4時間まで。一時預かりは6月1日から。

 開館時間は8時45分~17時15分。自由来館=9時30分~16時、一時預かり=9時~17時、未歩行児対象赤ちゃんタイム=月曜13時30分~16時。12月29日~1月3日休館。

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