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東大阪の金型工場で「ビギナーズ金型講座」 金型の組み立て、加工を体験

東大阪の金型工場で「ビギナーズ金型講座」 金型の組み立て、加工を体験

「ビギナーズ金型講座」参加者ら

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 プレス金型設計製作・プレス加工を手掛ける中辻金型工業(東大阪市長田西4)が運営する、未来のものづくり職人育成のための情報発信基地「enjoymono」で6月17日、「ビギナーズ金型講座」が開かれた。

金型の組み立てを体験

 「工場にはものづくりを楽しめる空間が広がっているが技を公表する企業は少なく、町工場は比較的閉鎖されている。ものづくりを知り、体感することで老若男女問わず世界が変わり楽しいと感じることができるのでは」と2015年、ものづくり体感プロジェクト「enjoymono」をスタート。会社の一角を使い、製造業従事者を対象にしたプレス金型基礎検定・講座や、スクラップを使った子ども向けのワークショップなどを開いてきた。

 今年からは、初心者や子どもも参加できる「ビギナーズ金型講座」を開始。これまでは子どもの参加が多かったが、取材当日は同講座初の大人5人の参加。電子部品組立加工会社の女性と、愛知県のゴム成形会社から4人が参加した。

 講座では、中辻隆専務の案内で工場を見学。50年前のものから最新のものまでが並ぶプレス機械などの設備や金型について説明を受け、参加者らは質問をしたり、写真に収めたりするなど積極的に知識を習得した。

 工場見学の後には金型の組み立てを体験。1分の1の設計図を見ながらパーツと部品を組み立て、自身が組み立てた金型をミニプレスにセットしてプレートに穴を開ける加工を体験し、プレートに刻印して完成。体験終了後にはクイズ形式で部品の役割などについて復習し、最後はオリジナルの缶バッジを製作して講座が修了した。

 高槻市から参加した女性は「二次加工の仕事をしているので工場を見ることは普段はなく、機械を見ることができ、金型業界の移り変わりの話が聞けたのがよかった。金型を組んでみて、単純な作業なのに多くの工程があり、ものづくりの知恵を感じることができた」、愛知県から参加した女性は「プレス機にあれだけの種類があると思わず、50年前のプレスをかっこよくまだ使っているのが町工場らしくていいなと思った。穴を開けるだけのためにあれだけの工程があり、それだけの工程を経て穴が開くだけということに衝撃を受けた」と、それぞれ話す。

 次回のビギナーズ金型講座は7月1日開催予定。開催時間は10時~12時30分。参加費3,000円。申し込みは6月28日まで。

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