近鉄奈良線瓢箪山駅北側にある瓢箪山中央商店街（通称＝サンロード瓢箪山）で10月30日、ハロウィーンイベントが開かれる。

セブン-イレブンひょうたんやま北店前のフォトスポット

　大阪樟蔭女子大学（東大阪市菱屋西4）学芸学部ライフプランニング学科ライフデザインコース3年の学生28人が「ライフデザイン総合研究」の授業の一環としてイベントを企画。「関西の経済・経営・地域社会について多角的に学ぶ」をテーマに、春には瓢箪山と布施の商店街で現地調査を行い、2つの商店街の比較や各商店街が抱える課題の発見と解決に向け、取り組んできた。

　現地調査の結果、「大人から子どもまで全世代の人々、特に若年層に来てもらえる商店街にする」ことを目指し、ハロウィーンイベントを企画。商店街の人と打ち合わせを重ね、ポスターやフォトスポットのデザイン、商店街や東大阪市のマスコットキャラクターの衣装制作などを手がけた。

　10月21日からは、セブン-イレブンひょうたんやま北店（東大阪市本町）とスーパーフレスコ瓢箪山店（同）にフォトスポットを開設。10月30日には先着50組にインスタントカメラ「チェキ」で撮影した写真を進呈する。同日には、商店街内の協賛店でハロウィーングッズを身に付けた小学生以下の児童に菓子などを進呈する。

　10月30日14時からは、瓢箪山駅前からスーパーフレスコ前まで大人も子どもも参加できる仮装パレードを行い、参加者は輪投げやくじを楽しむことができる。学生が審査員を務める仮装コンテストでは、特にインパクトのある仮装をした人に賞品を用意する。当日のイベント運営も学生が行うという。

　瓢箪山中央商店街振興組合事務局長の西仲則夫さんは「最近はクリスマスよりハロウィーンのイベントの方が盛り上がる。にぎやかになってくれれば」と期待を寄せる。

　開催時間は13時～18時30分。