近鉄奈良線・JR河内永和駅近くに3月30日、野菜中心の創作料理を提供する「カフェ＆ダイニング 旬家彩果」（東大阪市永和1、TEL 06-6726-0770）がオープンした。

北海道産水だことフレッシュトマトのアヒージョ

　約1年半前に同店の近くに総菜店をオープンし、「固定客がついてきた」ことから、かねて念願だったという飲食形態の同店をオープン。店内では野菜中心の料理を提供し、テークアウトの総菜や弁当などの販売も行う。

　「野菜の素材を生かす」をコンセプトにしていることから、「木のぬくもりを感じる、カジュアルで入りやすい店にした」とオーナーの中井直一さん。1階はテーブル席、カウンター席計27席、2階は10人までの個室を設け、2階には「子供連れでも気にせず楽しんでいただけるように」と、キッズルームも用意した。

　メニューは契約農家の無農薬野菜を中心にした創作料理で、ランチタイムはワンプレートの日替わりランチ（918円）やパスタランチ（1,080円）などを提供。

　ディナータイムは、九条ネギととろろの鉄板焼き、「ジャガイモをまるごと蒸してから大きめにカットする」という大人のフライドポテト、セロリのきんぴら（各486円）、北海道産水だこのカルパッチョ（972円）、サンサリテ（中央区上町）のバケット付きアヒージョ（650円～）などをそろえる。

　パスタは、「デュラム小麦本来の甘さと香りを感じていただける」という生パスタを使ったやまと豚ベーコンの野菜たっぷりで煮込んだトマトソース（1,080円）、海鮮ペペロンチーノ（1,512円）など。ディナータイムの客単価は3,000円程度。コースメニューは3,780円～、内容は相談できる。コースは予約が必要。

　30代の女性を中心ターゲットとしているが、「昔からこの辺りに住んでいらっしゃる60～70代の方も思っていたより多い」という。

　営業時間は、ランチタイム＝11時～14時、カフェタイム＝14時～17時、ディナータイム＝17時～23時。